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	１．短い日記として
	「ある目的のために一日という小さな枠の中でどちらかと言えば少ない時間をひねり出す努力を習慣化する」ためには何よりもそれを記録することが大切です。商人が出納簿をつけ、技術者が実験記録をつけるように、毎日の行動を書きとめておくことから始めるのが最も有効な手段となるのです。
	会員としての活動を具体的にそのつど書き込み参考に天候やその日の短い感想等を書き込めば、それ自体立派な日記になるでしょう。
	２．心身一如
	多少の例外はあっても体力の衰えはほぼ間違いなく気力（精神力）の衰えにつながります。人類は何万年もの間体を使って生きて来たわけですから昨今のいわゆる文明生活が体に良いわけがありません。人間の身体は動くことによって正常な機能を維持しているのであり、身体機能は使わなければ退化します。それは生理学的鉄則であり、健康な体を作り（従って強い精神力を作り）、それを保つためには運動が不可欠であることは言うまでもありません。また既に設立趣意書で言及した沢庵禅師の主張するように心の鍛錬（理之修行）は体の鍛錬（事之修行）と共に行われてこそ効果の上がるものであります。
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