ウォーキングは、年齢・性別問わず、気軽に始められる運動です。しかも、それぞれのライフスタイル・生活時間の中から運動する時間を作ることができます。ジムに通ったり、クラブに入ったり、道具を揃えたりという必要がないので、とても始めやすいのです。ほんの少しの工夫で、いろいろな効果が得られます。ほんの少しの工夫は「Howto ウォーキング!」でご紹介しています。
  シルバー世代にはとくにおすすめします。 とかく家にこもりがちなこの年代の方は、意識して外に出て歩く機会を作りましょう。 お散歩はもちろん、近所のお友達を訪ねたり、少し遠くのお店に買物に行ったり、お寺や神社に参拝に行ったり、工夫しましょう。 朝早くのお散歩ウォーキングは、その日の体調のバロメータにもなります。 また、歩くことでバランスが保てるようになり足腰も強化されれば、転倒などの危険性も減ります。 始める前には必ずかかりつけのお医者さまに相談して、アドバイスをもらってください。
 
 性別問わず、会社員は慢性的な運動不足になっています。デスクワークが多いと姿勢も悪くなり、腰痛・肩こりになりがちです。OA機器の使用で、目の疲れなどが疲労をさらに増します。それらの解消のためにも、ウォーキングは手軽で長く続けられる運動です。 会社員ですと、通勤時に歩く機会があります。駅や会社内で、エレベータやエスカレータを使わずに階段を上り下りしましょう。会社のある駅の一駅手前で降りて、徒歩で向かうとかなりの時間歩くことができます。昼休みには少し遠いコンビニにお買物に行ったり、飲食店に行ったりすれば、気分転換にもなりますよ。
 掃除洗濯などで忙しく体を動かしている主婦の方は、無理な姿勢の動きが多いので、背筋を伸ばしたウォーキングで筋や腰を楽にしてあげるとよいでしょう。 お買物の時が絶好の機会。車などを使わずに少し遠くのお店まで歩いていくとよいでしょう。もちろん、ショッピングモールをゆっくりとたくさん歩いても楽しくウォーキングできます。 また、犬との散歩、お子さんと散歩などもよい運動になります。
 ウォーキングのときは意識して背筋を伸ばしますので、姿勢がよくなります。美しい歩き方にもなります。 脂肪燃焼でシェイプアップ。 血行がよくなって冷え性改善。 特に夜のウォーキングは心地よい眠りを誘い、睡眠不足からくる肌荒れが改善できます。 適度な運動によって、腸の働きもよくなり、お通じもよくなります。 また、野外で日を浴びる機会が増えるため、骨を丈夫にし、骨粗しょう症の予防にもなります。
 
生活習慣病の原因のひとつでもある「肥満」は、消費エネルギーが少ないことから起こることがほとんどです。そこで、運動で脂肪を燃焼させることが必要です。最初短い時間から始めて、少しずつ長くしていくと無理なく進められます。継続していくことが大事です。